2012年5月9日水曜日

不穏な気候

先日ドラードギャラリーに行った時早稲田駅で待ち合わせていたら、相手のHさんもせっかちなほうだから二人とも早めに着いたので、予定よりも早くギャラリー到着。その直後ザーッと降ってきたのがなんと雹。これはつくばで竜巻が発生した日だから、こちらもひどく荒れた天気だった。それが、ただ天気が悪いと言うようなものではなく、地球が身震いして嫌な物を取り除こうとしているみたいな、そんな荒れ方。東北の大地震が起きた時、どこぞの知事が「天罰」と言う言葉を使って顰蹙を買ったけれど、最近の頻繁に起きる天変地異を見ていると、人間に対して天が怒っているのではないかという感が無くはない。今日も上空に寒気があって、雷、竜巻が起きやすいので注意だそうで、いったいどうやって注意をすればいいのか。午前中遠いところからレッスンに来る人がいるので心配している。まあ、午前中は大丈夫らしいが。季節は初夏で、一年の中で一番爽やかなはずなのに、今年は風薫るとはいかない。でも窓から見えるのは、家の前の桜並木がすっかり滴り落ちるような瑞々しい若草色になって、ベランダの向こうに生えている木も、窓からこちらを覗き込むように葉が伸びてきている。雨の日には殊に落ち着いた色調で目を休ませてくれる。人類はどこかでなにか間違えているのだろうか。自然の中で暮らしているものは、いつでも自然をそのまま受け入れなければならない。暑い時、寒い時、雨や風、雷や竜巻、すべて従順に受け入れるのが人間以外のものたち。でも人はそれに対して、暑ければクーラー、寒ければヒーター、土地を占領し、ハイテクを駆使して農作物も季節を問わず収穫し、遠い所へも超スピードで移動する。そのかわり、地球はズタズタ。かくいう私もぬくぬくと文明の恩恵に浴している。一度こうなったら後戻りをするのは難しい。せめて進歩のスピードを遅めないと、今に大変なことになるのではないかと皆、心の奥では感じているに違いない。絶滅してからトキを莫大な費用をかけて保護するより、絶滅させない方に努力をするべきだったのではと、誰もが考えるでしょう。だから、地球が壊れる前にこれ以上天を怒らせることがないように人は謙虚にならないと。ヴァイオリンしか弾けない人がなにをいってもゴマメの歯ぎしり、無力だなあ。

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