2012年5月16日水曜日

身長が足りない

南アフリカのサンダーシティーで戦闘機に乗せてもらえるというので、そのサイトをドキドキ(読んでいるだけでアドレナリンが噴出)しながら見ていた。本気で旅行社に連絡して来年は絶対行こうと考えた。どれほど怖くてそれほど素敵か、かんがえただけでうっとりしていると、Q&Aのページがあった。そう、予算の事も知りたいし、乗るについてはふつうよりも健康状態などの規制が厳しいだろうと思ってはいた。でも、まさか・・・体重、身長まで規制があるとは。体重はすれすれで条件を満たしているけれど、身長が足りない。あと5センチ。私はとても小柄だけれど、若いころはこれほど低くはなかった。あるとき健康診断で身長をはかったら、とても減ってしまってビックリした。看護婦さんに「前にはもう少し高かったのよ」と言うと「そうよ、年とると縮んで来るのよ」こともなげに言われてしまった。ああ、悲しい。私の夢は宇宙に旅立つことだったけれど、私が生きているうちに一般的になるかどうかわからない。しかも莫大なお金がないとたぶん乗れないし、それなら多少高くても戦闘機に乗れるという、すぐ手の届くところにあるチャンスに飛びつこうと思った瞬間、夢はついえた。飛行機に乗るのが大好きで、数年前に全国を巡って仕事をするまたとないチャンスに恵まれた。数年の間年間往復30回、飛行機に乗った。そのほか個人の旅行でもよく乗っていたから、ずいぶん空中にいたことになる。かなり揺れても大丈夫。飛行機から降りるとすぐまた乗ってどこかへ行きたくなると言う呆れた体質だったのが、半引退状態になったら時々海外に行くときに乗るだけとなってしまった。戦闘機を見ていると、ほぼ垂直に近い状態で離陸していく。その時の体にかかるGはかなりのものだから、気分が悪くならないだろうか、それに耐えられるだろうか。でも、多分一回体験すれば馴れると思う。地球が丸く見えるところまで上昇してくれるらしい。アクロバット飛行もやってくれるらしい。身長の事だけ見ていたけれど、年齢制限もあるに違いない。健康ではあるけれど、来年には今より年上になるから、そのへんもたぶん引っかかりそう。本当に残念だけど、ほんの少しほっとしたような、複雑な心境。でも・・・飛んでみたい。カッパドキアで乗った軽気球くらいがあっているのかな。

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