2013年4月12日金曜日

遊んでばかり?

最近旅行や動画の投稿ばかりで、nekotamaはついに遊びほうけるようになってしまったかと思われているかもしれないので、この辺で少しは勉強をしていることをお伝えしたい。さて今日の「弾く会」は府中のピアニストNさんのお宅にお邪魔しての例会。私は先頃から気に入っているベートーヴェンの「ソナタ10番」FUMIKOさんはシャイエ?というフランスの作曲家の曲を。そして、Nさんはバッハとラヴェル、Oさんはベートーヴェンの110番のソナタ、Sさんはシューマンと相変わらず、ピアニスト達は超まじめに大曲に取り組んでいる。それぞれこんなにも音も曲想も違うかと思える3人のピアニストは、学生時代に優等生だったそのままの姿で今もテクニックは健在。音楽性はますます冴えてきている。それに比べて哀れなのはヴァイオリン。どうしても体の柔軟性が失われてくるから、音が弱くなったり手が震えたりするようになって、一線から消えていく人が多い。弦の上をただまっすぐに弓を引いていくのがどれほど難しいか、弾いたことのない人にいくら説明してもわかってはもらえそうもない。しかも左手は指が曲がってくる。と、なると、ほんの数分の1ミリのずれでも音程が変わってしまうのはどれほど大変なことかも理解していただきたい。同情して欲しいわけではないが、みなそうやって歳をとればとるほど練習が大事になってくる。死ぬまで練習を怠ることは出来ないのが、大変と言えば大変、しかし生きがいでもある。幸いこんな良き友に恵まれ演奏の機会を与えられて、サボることが出来ないのはすごく幸運だと思っている。その道の大家にはなれなかったけれど、こうしてそこそこの演奏を楽しめるのも仲間の助けなしにはあり得ない。

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