2013年4月25日木曜日

ドレスの改造

次のコンサートでおそろいのデザインのドレスで演奏しようということになった。それぞれが自分で着るドレスの色柄を申告して、同じような物が重ならないように相談した結果、私はグリーンとブルーの花柄に決定した。素材もデザインも同じなので、このまま着てはスタイルの良い他の二人にかなわない。皆さんスラッと背が高く、お腹なんか出ていない。私はチビデブでお腹がぽっこり。それで鏡の前でなんとか体型の欠点が隠れるようにあれこれ考えた。シンプルで薄い生地なので、体型がもろわかってしまう。今までもドレスは自分で改造してきたので、それも一つの楽しみだった。今回もお腹の周りをカバーするにはどうしたらいいか考えた結果、二重になっている生地の表側だけ引っ張り上げてタックを入れるとお腹の膨らみが目立たなくなることを発見。表地を引き上げた分、裾から裏の色違いの生地が見えるのが中々いい効果を生み出した。体型が基準にあわないから、せっかくドレスを買ってもどこかしら詰めたり接ぎ合わせないといけない。今では信用してもらえそうもないが、かつては痩せすぎていて既製服が合わない時期があった。当時は今のようにサイズが多くなかったから、すべてオーダーしていた。ずいぶん贅沢だったけれど、自分でデザインして生地も選んで縫ってもらった。その頃の写真を見ると、アニマル柄をいち早く採り入れたりして、シンプルでありながら個性的なスタイルで、非常におしゃれだったことがわかる。当時アニマル柄はほとんど巷では見かけなかった。世間で流行り始めた頃には着なくなってしまったけれど。私は気が多いからなんでもやってみたくなる。もしヴァイオリンを弾いていなかったら、服飾デザイナーもいい。ただしデザイナーになるにはその前に服の仕立てが出来ないといけない。デッサン力もないといけない。ヴァイオリンを弾くのに音階を練習するように。その辺がどうも苦手だと思う。かといって自分で縫製が出来なければ、いい服は作れないと思うので、やはり無理かな。元々はすごくおしゃれだったのに、今は見る影もなくボサボサなのを反省しないと。時々顔を洗うのを忘れたり、言語道断、許しがたい衰退。その辺から反省して仕切り直しです。

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