今日は体操?をしに原宿まで行ってきた。廣戸道場。体の隅々まで動かすためのトレーニングとでも言うか、ヴァイオリンのための基礎訓練とでも言うか。まず、自分の体のタイプを探る。例えば体を引き伸ばすことで力が入るか、沈み込むことで力が入るかの違いを試す。私はどうやら、沈み込むことでパワーが出るらしい。それは足のどこに重心がかかるかによって分けられるらしい。今日初めて行ったので、まだ手探り状態なので、今は復習のつもりで書いています。足の前、後ろ、小指側、親指側のそれぞれのどこにその人の重心が乗っているかで、体の動きが違う。上に跳ねるタイプと、下に踏み込むタイプがあって、私は下に踏み込むタイプ。踏み込むことに寄って跳躍力が出る。体の軸は喉、みぞおち、股関節、膝、足首と一直線になった時に軸がまっすぐになると言うが、他人からグイと押されても、軸がまっすぐなら踏みこたえられる。軸が曲がっていると、少し押されてもヨロヨロして踏ん張れない。私も軸のことは生徒によく言ったけれど、少し考え違いをしていたようで面目ない。ちゃんと勉強しなおさないといけません。タイプによってどうすると体が柔らかくなるかが違うから、一概に自分の体の感覚のやり方を人に押し付けてはいけないと猛反省。例えば、私は人差し指と親指で物を握ると、手首や指が柔らかくなる。でもその反対の人が居ることを今日はじめて知ってビックリ!薬指と親指で握った方がいい人もいる。ヴァイオリンを弾く時、伸び上がって弾く人と、沈みこんで弾く人がいて、最近自分でも沈み込む癖が気になって、治そうと思っていた。でも、それは直してはいけなかったのだ。よかった、早くわかって。最近の芸大のヴァイオリン教授の傾向は、体を動かさせないと聞いたけれどホント?冗談でしょう、そんなこと。壁にぶつかる度に弓の持ち方を変えてみたりしていたけれど、これから自分の体を理解していけば最良の方法が見つかると思う。月一回のトレーニングだけど、どのくらい効果があるかは見てのお楽しみ。乞うご期待ですよ。
*たまたま今日の夜9時から「所さんのそこんところ」に廣戸先生が登場なさるそうです。
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