2011年4月6日水曜日
モンローウオーク
かかりつけの整体師さんは若い腕の良い人で、スポーツトレーナーでもあるのでいろいろ体の動きについて教えてもらえる。私は左股関節に問題があり、日によって調子は違うけれど、重いものを持ったりすると具合が悪くなる。去年の今頃は膝痛に泣かされていた。それというのも毎日一万歩を目標にしていたから。一万歩歩くとその日はぐったりして、なにも出来なくなるほど疲れてしまう。それを根性で毎日続けていたのが間違いのもとで、膝は痛むは、体は疲れるはでいいことは少しもなかった。誰がこんな事を言い出したのだろうか。若ければいざ知らず、歳をとった人には薦めないほうが良い。その話しをしたら、運動は量ではなく質なんですよね、と彼は言う。人間の体は右手と左足、左手と右足というように、神経や筋肉が体の途中で交差しているのだそうだ。それで、体を斜めに捻るという動作が大変良いという。歩くときにモデル歩き、一本の線の上を歩くのがいいそうなので、昨日から実行している。桜並木の下、変に腰を振って気取って歩いているオバハンを見たら、それは私です。この歩き方が中々難しい。いわゆるモンローウオークという歩き方。マリリン・モンローはわざと左右の靴のヒールの高さを変えて、色っぽく腰を振って歩いたそうだけれど、私の場合スニーカーだからそうはいかない。道路の白線の上などを歩くと大変くねくねと歩くことになって、バランスが取りづらい。2,3歩行ってはヨロヨロ、気を取り直して又ヨロヨロと言う風に、およそ色っぽくない、どちらかというと歩行困難な人に見えると思う。でも、まだ2日だけど調子はいいみたい。距離は去年の3分の1。カラスに挨拶をするとUターン。これでしばらくいってみようと思う。
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