2011年4月17日日曜日

チャリティーコンサート

六本木の泉ガーデンタワーの34階で、この度の地震災害支援のためのコンサートが開催された。
ヴィオリストのFUMIKOさんが出演するというので、聴きにいった。南北線六本木一丁目駅に隣接しているタワーの中に入るのは初めてのこと。サントリーホールに行くときはここで降りて、大抵急いでいるので素通りしてしまう。初めての場所は見当がつかない。時間に余裕を持って出てきたつもりが、節電のための間引き運転でかなりおくれ、ビルの中に入っても、エレベーターが直接34階まで行かないので乗り換えたりしているうちに、開演ギリギリとなってしまった。空いている席は端っこのほうだけ、初めてのホールなので音響が心配だった。反響板などもないので、弦楽器はかなり厳しいのではと余計な心配をする。出演者はオペラ歌手が大半で、オペラ大好きな私はそれはそれで楽しめたけれど、やはり、なんといっても弦楽器の響きが好き。会場が弦には適していないかとおもったけれど、予想以上の良い響きなので一安心。ベートーヴェンの3重奏、モーツアルトのピアノを交えた4重奏を楽しんだ。歌手は15人ほど、圧巻は隠岐速人、飯田康弘という二人の男性歌手の二重唱、声も歌いまわしも抜群のお二人に圧倒される。ここのエレヴェーターはまわりが全部ガラスで、外の景色がよく見える。上ってきた時は急いでいたので外を見る余裕がなかった。帰りはガラスにへばり付いて、急降下を楽しんだ。でも、他の乗客たちは皆ドアのほうを向いて、外を見ようともしない。なんだか一人だけ、やっぱり私は子どもっぽいのかなあ。

2 件のコメント:

  1. ガラス張りのエレベータで景色を楽しまない方がおかしいのですよ
    尤もネコタマさん以外は全て高所恐怖症だったという考え方もありますね

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  2. 実は私も高所恐怖症。
    白馬のオリンピックのジャンプ台で
    腰を抜かした経験ありです。
    あれは怖いですよ。

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