2011年8月2日火曜日

雪雀連会長は傘寿

会長は山田宏氏。調律界の大御所。おん歳80歳になる。飲兵衛集団の雪雀(スキーとマージャン)連を率いて何十年、冬はスキー、春はお花見、夏は軽井沢でバーべキュー、秋は紅葉狩り、その合間に海外・・・カナダ、ニュージーランドなどに出かけ、ここでもスキー三昧、よくもこれだけ遊べるものだと感心する。勿論お仕事の調律の腕は一流だから、都内の大きなホールや有名ピアニストの調律をしている。すべてのスケジュールをつくり、旅行社と交渉し、飛び回っている。その記憶力の素晴らしいこと、皆がとっくに忘れているようなことまで、鮮明に再現してみせる。さて、その山田さんが少し体調を崩された。今年3月、カナダのウイスラーで、山田さんがなんということのない緩やかなゲレンデで、突然転んだ。長い付き合いだが、私は山田さんが転ぶのを初めて見た、と思った。そして疲れたから午前中だけでやめるとか、私のようなことを言い出した。私は生来怠け者だから、カナダのように長いゲレンデなら午前中3本も滑れば、大満足。午後はスキーを脱いで遊ぶ。今まで山田さんはそんなこともなく、おかしいなとは思ったが、まあ年も年だから、そんなものかと思っていたら、どうやら体調が相当悪かったようだ。サービス精神が旺盛なので、おくびにも出さず楽しそうに振舞っていたけれど。検査の結果入院となった。それで、あれだけ生命力の強い人だから、すぐに元気になると思うから、快気祝いと傘寿を兼ねてお祝いしようということになった。私が会場係りをおおせつかったので、二子玉川の「松本記念館」を候補にあげ、今日下見に行ってみた。以前ヴィオリストのFUMIKOさんからパンフレットをもらって、いいなと思っていたホール。パイオニアの創立者の松本氏が元の持ち主だそうで、今は音楽迎賓館として使われている。50人ほど入る二つのホールと、レセプションルーム、あとは和室のホールなど、深い木立にかこまれた丘の上に建っている。チェンバロやオルガン、マニアの垂涎の的となりそうな、レコードプレーヤー、オルゴールなど、ホールはステンドグラスの窓が美しい。もう決まり!ちょっと交通の便は悪いけど、それは車の人が何人かで送迎すればいいのだから、問題ない。初めアマ、プロ入り乱れての音楽会。終わってから、レセプションルームで宴会。とても素敵な会となることでしょう。

2 件のコメント:

  1. わあ♪よかった!素晴らしい会になりますね!!!

    返信削除
  2. お蔭様で、教えてくださってありがとう。nekotama

    返信削除