暑さのせいかパソコンが不調で、一昨日作成したものが投稿できなくて保留になっていました。
昨日の樵仕事のおかげで、目がさめたら体の節々が悲鳴を上げていた。昨日は切った木を30センチほどの長さに揃え束ね、ごみ出しに間に合うように必死に働いた。働いている最中にゴミ収集車が来てしまった。お願いの目をすると優しい収集士さんは「また来ますからね」と言って、本当に来てくれたらしい。いつの間にか束は消えていた。普段お掃除や片付けの類は殆どしないのに、時々こうして気が狂ったように働くと、さあ、次の日が大変。エンジンがかかり始めると止まらなくなるので、体力の限界越しても、働いてしまう。樵の後は段ボールの整理。ちょうど通りかかった段ボールを集めて生活している人に持って行ってもらう。資源ごみはその人たちも手を付けてはいけないそうで、このおじさんはもう何年も段ボールを集めて生計うを立てていたのに、条例が発令した日に警察官につかまっていた。思わずしゃしゃり出て、弱い者いじめするな!と叫ぼうと思ったけれど、今までの経験から、私が出ると丸く収まるものまで収まらなくなるということを知っていたので、黙ってみていた。しばらくは姿を消していたけれど、最近又自転車にわずかばかりの段ボールをつんでいる。以前はリヤカーいっぱいに積んでいたのに。ずいぶん生活にも困窮しているのだろう。たぶん、家もないに違いない。いつも汚れた頭によれよれの作業着。あまりにも無口なので口のきけない人だと思っていたけれど、昨日はじめて口をきいた。自転車につめないから、あとでリヤカーで来るというようなことを、意外にもきちんとした口調で言うのに驚いた。顔はとみれば目元も穏やかで顔だちも品がある。少なくとも私よりは育ちがよさそうだ。私のように放ったらかされて、自由に裏庭で猫と走り回っていた野生児とは、ちょっと立ち居振る舞いが違う。ホームレスさんの中にはあっと驚くほどの経歴の人がいるそうだからもしや?
以前某国の大統領の晩さん会に演奏しに行った時、会場の中から「ぎゃははは」と甲高く下品な笑い声が聞こえて驚いたことがあった。な、なんと、某宮様のお妃さま。その前に私が少しどうかと思う振る舞いをした時に「ここは迎賓館だからね。下品館じゃないんだよ」とたしなめられたばかりだった。ほら、やんごとなきお姫様がああだから、わたしなんかもう少し落ちてもしかたないじゃない?と、その時思ったけれど。
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