2012年1月6日金曜日

戦い

昨日の新年会で食べすぎて今日は体が重い。曇天で寒いから散歩に行く気力もない。ノラは犬小屋を買ってもらって、住まいが安定。餌場も小屋の前の板囲いの中で、ひっそりとガールフレンドの三毛猫と食べられる。外でめそめそ泣くこともなくなった。これから寒の時期、もっとも寒い季節を迎えるので私も 一安心。でも、昨日は餌を狙って来た大きな黒猫と、熾烈な争いを繰り広げていた。戦う動物は美しい。人間が戦うのは醜い。なぜ?人は武器を使ったり策略を巡らしたり、汚い手を使う。動物は身一つで果敢に戦う。しかも仲間同士で殺しあうことはない。人はわけもなく人を殺す。しかも卑怯なことに空の上から爆弾を投下したり、単独なら自分より非力の者を襲う。強いものに立ち向かうのが立派と言うわけでもないが、少なくとも弱い物いじめよりはすくわれる。動物の社会でも弱いものは負けてスゴスゴ撤退するけれど、殺されるまでには至らない。人の中には趣味のように人を害する者もいるようだ。最近は「誰でもいいから人を殺したかった」という理由で知らない人を襲う者がいる。それも卑怯なことにたいてい襲われるのは老人や若い女性。そして子供。気狂いだから物事の判断がつかないはずなのに、ちゃんと自分より弱いものをターゲットにする。裁判で責任能力を問われるけれど、そこを見ただけでうそっぱちだと見抜ける。一度強い人に突進していって、頬を殴られでもすれば目が醒めようと言うものだけど、おかしなことに今の日本では殴った人が非難されかねない。学校で先生が子供をしかると、そのような風潮を知っている子供が先生を挑発することが多いと聞く。いよいよ腹に据えかねてちょっと手を出してしまったら、それこそ蜂の巣を突いたような騒ぎになる。なにか変だなあ。

0 件のコメント:

コメントを投稿