2011年6月4日土曜日

わお!

先日来まともに入れなくなっていたnekotamaに、いつの間にかすんなり入れるように画面が整備されていた。これは、これは。私の保護者のしわざだな。すっかり複雑な状態になってしまっていたので、多少投稿意欲が薄れていたのが、また張り切ってできそう。しかしこれは保護過剰。スポイルされているなあ。だからと言って保護してもらわないと、手も足も出ない。エキスパートが保護者でいてくれるという、又とない幸運を頂いていることに感謝しなければ。さて、そんなわけで昨日は月例「弾く会」荻窪の素晴らしい調度品、骨董品に囲まれたお宅に集まった。みなさん本番を終えたり、これから本番を控えていたり、相変わらず活躍している。今や私が一番のんびりしているかもしれない。ショパンのエチュード3曲、ベートーヴェンの後期のソナタ、バッハと続き、それに私がベートーヴェンの4番のソナタ。このソナタは小さくまとまっているが、内容的にはなかなかの充実。今、ベートーヴェンを続けて弾いている。震災以来心も震え続けてきたけれど、その事が思いもかけず音楽に反映されてきた。聞くことも弾くこともより真剣になったと思う。音の一つ一つがいとおしくて、生きていること、生かされていることに感謝。悲しみや喜びがもっと深く感じられるようになった。今私は、全生涯のなかで一番幸せな時期ではないかと思われる。まだ楽器が弾ける、聴くことも弾くことも、以前より深くなってきた。本当に自分の手に合う弓も手に入れることができた。楽器と弓の相性が良いので、ほしいと思う音を出してくれる。「弾く会」のメンバーもいよいよ輝きを増して、それぞれ肉親の介護に追われながらも、意欲がおとろえていない。こんなグループに入れてもらえたことも幸せの一つ。うかうかしていて「やる気のない人はだめねえ」といわれないように、ヨロヨロお後に付いていきますから、これからもよろしく。

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