2011年6月8日水曜日

歯だけは

若いときには自慢できるものは、目、歯、胃、だけよとよく言っていた。目はすでに老眼、乱視、丈夫な胃も最近こころもとない。歯はどこの歯科医にいっても最大級ほめられる。33歳まで虫歯知らず。虫歯になったのはひどい気管支炎を患って、咳止めの飴をなめすぎたため。それでも治療が早かったから完治した。その後は虫歯は一本もない。そのかわり歯茎が怪しい。2週間ほどまえから歯茎が腫れて、歯磨きの度に血が出る。これはもう立派な歯周病にちがいない。今まで歯のケアはかなりきちんとしてきた。友人から紹介された歯科医はとても腕がよく、そこで治療していた内はとても良好な状態だったのが、医師がかわってなんとなく手ぬるい治療になってから、どうもすっきりしない。今度は病院を変えてみた。ますます信頼性がなくなった。今度で私にとっては5回目の転院となる。歯周病は今まで外科的治療が主流だったのを、内科的に薬の服用と、歯垢の掃除で治すという。ほぼ90%の治療率というので、試してみることにした。まず、歯のレントゲン。これは今までと同じ。そのあと歯垢を採取して顕微鏡で歯周病菌の有無を調べる。パソコンンも画面に自分の口内菌がうつしだされた。歯周病菌はわずかだが、悪玉菌がたくさんいる。そして白血球がいる。大きな白いかたまりで見える。これが今私の口を守ってくれている。でも白血球がいるということは悪い菌が多いとも言える。それが証拠には健康な人の口の中には白血球はみえない。そして海藻のように一塊になった組織、これがカビらしい。どの人にもカビはいるけれど、健康だと絡まっていないのが、私のはかなり絡まりあって増殖しているようだ。これからの治療は薬の服用、歯みがきのときにも薬を使って歯周病菌をなくすというもの。歯周病菌はどんなヤツかと思ったら、蛇のように細くくねくね動くいやなヤツ。いまに見ておれ、やっつけてくれる。

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