2011年6月5日日曜日

マンドリンコンサート

NHKで仕事をしていた頃親しくして頂いていたマンドリンの早苗さん。ご主人は作曲家の髙島先生。毎年6月の最初の日曜日に日本青年館でマンドリンアンサンブルのコンサートが開かれる。早苗さんとは旅の仕事の時には、いつもおいしいものを食べに連れて行ってもらい、あくる日は体重が1キロくらいは増えているお付き合い。時には髙嶋先生とご子息のKANTAと一緒になる。ご子息と丁寧に言った割にはKANTAとよびすても変だけど。かんた君にしておこう。お母さんもいつもは早苗ちゃんと呼んでいる。変わった一家で、というと「あんたに(だけは)言われたくない」と返ってきそうだけど、髙島先生は山本直純さんのお弟子さん。ドリフターズの音楽を担当していて、幼稚園児の格好をして出てきたり、それが実によく似合うような、かわいいお顔。今は素敵なロマンスグレーだけど。早苗さんはすごいお嬢様で、なにやら超有力者や超有名歌手などとお友達。かんたくんは京都大学、東大大学院で哲学?なんだかしらないけれど、音楽ではない学問を究めたにも関わらず、音楽の道に入ってしまったという変わり種。もっとも両親が音楽やっていて影響されないはずはないか。でもその妹さんは地道に「まっとうな」お勤めをしている。音楽をやっているお3人はNHKの「BSにっぽんの歌」という番組でよく一緒に仕事をさせていただいた。このお父さんと息子さんがとても仲が良い。大体父と息子はあまり仲が良くないのが一般的だけど、この二人は一緒にいると、お互いにすごく嬉しそうで話がはずむ。むしろお母さんのほうが、あっさりと私たちと一緒にいることが多いくらい。一緒にコンサートが開ける幸せな一家で、今日も3人ステージで楽しそうに演奏していた。髙島先生が編曲指揮、早苗さんがマンドーラというマンドリンより少し大きい楽器、かんたは何でも屋さんで、その時々で様々な楽器を弾いている。いいなあ、こういうのは。

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