2014年6月27日金曜日

ケースが壊れた

先日の墨田トリフォニーで、楽器ケースを持ち上げた途端、取っ手がこわれてしまった。
とっても悲しい・・・なーんてダジャレをいうのはだれじゃ。
考えてみたら今使っているケースはもう10年目くらい。
日本中を一緒に旅した仲なのだ。
毎日々々、使われてヘトヘトになってしまったケース。

最近劣化が激しいから買い換えようと楽器屋さんに行ってみたが、中々気にいるのが見付からない。
それで買い換えを伸ばしていたのが良くなかった。
そっくりな物はあるのに、鍵の部分が違う。
今迄のは暗証番号でロックできるのに、最新のはキーがついているものだから、鍵失くし名人としては非常に不安。
いざ会場に行ってキーが見付からなくて大騒動になりそうな、嫌な予感、予感と言うよりも実際に起きることは予測される。
それもかなりの高確率で。
それなら鍵を閉めなければ良いようなものだけれど、いつだったか、閉めてあったはずの金具が開いていたことがあった。
ちょっとした衝撃で引っかかって開いてしまうことがある。
しっかり固定してあるから中身が飛び出す危険はないものの、それ以来非常に気をつけてロックするようになった。
古くなって金具が緩み始めていたらしい。
そして今度の取っ手が外れたことで、いよいよ新しいものを探さないといけなくなった。

今家には数個のケースがおいてあるけれど、やはり一番気に入ったものしか使わない。
間に合わせに以前使っていた物を使うことにした。
角形ケースで色やデザインが気に入って買ったものだけれど、重くて持ちにくい。
車で移動するならいいけれど、電車で移動するときには、非力な私には重すぎる。

銀座の画廊で展覧会を見てから澁谷の教室に行く途中で、楽器屋さんに寄ってみた。
先日訪れた時には食指が動かなかったけれど、今日はその同じ場所に綺麗な明るい色合いのケースがずらりと並んでいた。
店長さんが、今朝入荷した新色ばかりですと言う。
その中で綺麗な薄い黄色のケースに目がとまった。
他にも綺麗なピンクやブルーがあったけれど、何となく今日は黄色の日。
即決でそれを買った。
今朝入ってもう売れたというので、店長さんは大喜び。
スタッフ達に得意そうに、もう売れたよと宣っている。
ケースを背中に背負うと、今日の服にぴったりですねと言う。
気がついたら、今日は黄色いシャツを着ていた。
日頃黄色のものは滅多に着ない。
それなのに今日に限って服も黄色、選んだケースも黄色、しかも足元はきんきらの金色のスニーカー。
黄色が着たくなる気分というのは、どんな心理状態なんだろうと、しばし考えてしまった。
















2 件のコメント:

  1. 私も鍵をどのポケットに入れたかと、慌てるタイプなのですごく良くわかります。 
    黄色は金運の色とよく言われますから、nekotamaさん、きっと今年は金運ありますよ。

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  2. ほんと?
    宝くじ買おうかしら。
    当たったらnyarcilさんに、ご馳走します。

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