光が満ちてきました。
石激る(いわばしる) 垂水の上のさ蕨の 萌えいずる春になりにけるかも 志貴皇子
この時期、かならず口ずさむ万葉集の中でも一番好きな句です。 朝の散歩に出たら、毎回お目にかかるカラスの夫婦のほかに、名前がわからないけれど、雀より少し大ぶりのつがいの小鳥、それに鴨のつがい、全部寄ってきてなんだか幸せ。すぐ近くの高校の入試だか説明会だか、父兄と子供とゾロゾロ歩いているので、避難してきたみたいです。六羽と一人しばらく日差しの中で小川の水音を聞きながら、ゆったりと過ごしました。河津桜が咲いています。
以前ヴァイオリンを教えていた大学生が、卒業と就職の報告に来ました。バレンタインデイが近いので、逆チョコレートをもらって、うれしい。今どきの男性は気がきくのね。中高年のおとうさんたち、ぼんやりしないでね。
0 件のコメント:
コメントを投稿