2010年2月17日水曜日

猫魔さんのイタリア旅行記 ダフネ編

猫魔さんには沢山のサポーターがいて、その内の一人チェリストのTさん。娘のように可愛がってくださった。イタリアに行ってきます、と言ったらぜひダフネ像を見てきて、といわれた。太陽の神アポロに見初められ、追われて逃げ切れなくなり、月桂樹に変身してしまう。猫魔さんは私なら逃げないのに、と思うけれど、追いかけてくる人もいないから、逃げる必要も無い。残念 ロダンのダフネは思った以上に(ロダンさん、失礼)素晴らしい。イタリアに来てみると、街そのものが美術館。その中で、ロダンは格別。 でも、イタリア男は危険。ローマから列車でフィレンツェへ。女性4人なので、目をつけられていたらしい。他の車両があいているのに、私たちの座席にきて、腰掛けたいという男性2人。ここは一杯と言っても後にひかない。スーツケースを積み上げて入れないようにして、撃退する。ここで、月桂樹に変身するところだが、猫魔さんなら鬼アザミ、良くても、鬼百合か。車窓には一面のひまわり畑が過ぎてゆく。フィレンツェで、レンタカーを借りてトスカーナを走る予定。地図を手に入れようと広場の売店に行きあれこれ見ていると、突然早足で近ずいてくるオッサン。身構えてハンドバッグをひしと腕に抱えると、悲しそうな顔をされた。売店のおじさんだったのです。

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