2010年2月26日金曜日

真央ちゃん

今日バンクーバーオリンピックのアイススケートの決勝戦。宿命のとしか言いようの無い二人の対決。全世界から注目されながら、大舞台に挑む二人に、心から声援を送りたい。
真央ちゃんのキリリとした美しさと、チャーミングなキムヨナ。ふたりを比べなくても良いではないかと、甘っちょろい猫魔さんは考える。どちらもステキでは駄目なの?しかし、あの若さで努力を重ね、世界の頂点に立つなんて。  かつて、オーケストラの演奏旅行でバンクーバーに行ったとき、最初の曲の最初の音と最後の音をを弾くのが猫魔さんの役でした。ピアニッシモ、小さい音で長く伸ばす、それから他の人が入ってくる。日本で直前に定期演奏会で弾いたときは上手くいったのに、そのときは震えてしまって、音が伸ばせない。カナダテレビの放送で録画した時も、手がアップになり、震えているのが写ってしまう。毎日、時差で眠れないのに、緊張してますます眠れない。これでもうダメ、と思ったら、バンクーバーオーケストラのコンサートマスターが、お前、手が震えるな。と云ってからかってきた。そのとき、負ける物か。と思った途端立ち直ってそれから、震えなくなった、と言う経験をした。真央ちゃんもトリプルアクセルを飛ぶ前に足が震えたそうだけど、見事に飛んで本当にえらい。比類無いほどのプレッシャーの中で、19歳の若さで毅然としている二人を見ていると、尊敬の念に打たれる。       たまさぶろう、キムヨナは猫みたいにチャーミングだね。  えっ、僕は真央ちゃんが猫だと思っていたよ。だって、中国語で猫はマオでしょう?      どうしてたまは中国語知ってるの?    僕、前世は中国の王様だったのかもしれない。その前は長靴をはいた猫だったけど。その前は漱石の猫だった。      それ、歴史的におかしいよ。たまは飼い主に似てきたねえ。

2 件のコメント:

  1. その手にビブラートのかかる曲って
    黛敏郎の「涅槃」じゃない?
    俺は昔「題名のない音楽会でカメラの大アップで
    あっぷあっぷしたもんだよ。

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  2. そうそう、でも、そのとき私はそのポジションではなかったのに、わざわざ、そのために配置換えされて、えらい目にあった。云っとくけれど、私はそんなに図々しくはないのだから。猫にたかる蚤のその蚤にたかる蚤くらいの心臓ですから。飲みにいらっしゃい。

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