ピラミッドから少し離れた砂漠でらくだに乗る。以前モンゴルで乗った事があったので、乗り心地の悪さは知っていた。砂漠の中をユラリユラリとゆれていると、小さいことなどどうでも良くなりますね。
でも、ここでは大変な現実が。らくだ遣いの少年・・10歳にもならない位の・・が、親か親方かに殴られて、仕事をさせられていた。エジプトに来てから、よくそんな出来事を目撃しました。すでにそんな年でも、すっかりこすっからくなっていて、砂漠の真ん中で写真を撮るからお金を出せ。でないと、自分はもうらくだをひかない、と言って寝転んでしまう。だれも応じないとみると、いやいや歩き始め、コースを半分くらいでショートカット。腹も立たない。日本の子供たちにも、このくらいのバイタリティーがないと、今に世界中から食われてしまう、と思う。あまりにも過保護で主体性がなくて、心配です。夜はディナークルーズ。ベリーダンス付き。不思議に思うのは、宗教の戒律厳しいこの国で、女性は肌を隠すのに、ほとんど裸のダンスを見せると言うこと。もっとも、少しも卑猥な感じではないけれど。人によっては、特に男性はどう感じるのか。謎。知識が無いのでわからないが、もしかしたら宗教的な意味があるのかな?とも思う。 次からトルコです。
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