2010年2月18日木曜日

猫魔さんのイタリア旅行記 アルファロメオはブツブツ編

フィレンツェの朝、一人で散歩に出る。大聖堂に近い場所で穴蔵のような入り口発見。覗いてみると沢山の蝋燭がともされている。教会かな?入ってみてびっくり。見事なステンドグラス。小さいが、朝の光を受けて荘厳に輝いている。すごい宝物を見つけた気分でホテルに帰る。レンタカーはオートマ、エアコン付きを予約してあったのに無い。アルファロメオのうさんくさい中型車。ろくに掃除もしてないじゃない。決して自分の車を掃除しない猫魔さん。勝手なものいい。とにかくシエナに向かって走り始める。ヨーロッパで運転するのは2回目。だいぶ前にドイツを旅行したとき以来だが、ヨーロッパ人は我慢強い。道のど真ん中でUターンしても、だまって待っていてくれる。シエナに着いて、そこで沈没。500年かけて建造されるという、大聖堂に圧倒される。広場でゆったり時間を過ごしていると、もう、動きたくなくなる。ピサの斜塔や地中海や、予定にいれていたのに、だれも動かない。静かにゆったりと時間が流れる。・・・帰路はトスカーナのブドウ畑の山道を越えた。その頃、アルファロメオは怪しげな行動。他の3人はご機嫌で、キャンテイワインの産地の景色を楽しんでいたが、運転の猫魔さんは、冷や汗が出る。エンジンに今ひとつパワーがなく、ゴトゴトと不規則な喘息状態。この山、果たして越えられるのだろうか?  あなたたち車が故障したら、この山道で後ろから押すのよ。 と言うと、 はーい。  ご機嫌なお返事。事態がわかってないな。 なだめすかしてフィレンツェに。あー良かった。ドイツで借りたゴルフは素晴らしく良く走ったのに。イタリアはいい加減。でも、イタリア大好き。

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